JavaScriptを利用する際は、HTMLファイルのヘッダタグ内で『Javascriptを利用しますよと』と宣言してください(<HEAD>~</HEAD>
)。大抵のブラウザでは宣言がなくても動作してくれますが、宣言することでブラウザエンジンもスムーズに処理してくれることを期待してのものです(本来あるべき姿を実装するのが私たち制作者のつとめです)。
《html》
<head> <meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=utf-8" /> <meta http-equiv="Content-Language" content="ja" /> <title>JavaScriptリファレンス‐《ようこそオーガスの窓へ》‐</title> <meta http-equiv="content-script-type" content="text/javascript" /> </head>
JavaScript
は、静的なコンテンツ(情報)に対して動的な挙動を加えることでユーザビリティを向上する目的があります。つまり、静的なHTMLとは独立されるべきものであるのです。
また、外部ファイルにすることで同じコードを記述したり、ブラウザにいちいち同じ解釈をさせるするといった余計な時間を省くことができます。
もちろん、メンテナンス性の向上やWebページの読み込みが早くなるといったメリットが大いに期待できます。
外部ファイルを呼び出す場合は、下記の通り文字コードも宣言してください。IE7では文字コードを誤解して正しく読み込んでくれないようです(つまり、正しく実行されず、コメント部の日本語が実行されてしまいスクリプトエラーとなることがあります)。
Unicode(UTF-8)
にしないと文字化けします。@charset "utf-8";
」を書けばよいのですが、JavaScript
の場合はファイル内に記述する方法がありません。そこで、<script>
タグ内に 「charset="utf-8"
」 を記述するしかありません)Unicode
に対応していないブラウザ(IE4以前、NN4.06以前)も存在しますが、ここでは無視します。JavaScript
は、日本語環境で最も普通に使用されるShift-JIS
ではなく、UTF-8
で保存しましょう!
外部ファイルにして読み込ませるには、<script>
タグのsrc
属性にULI
で記述します。
《html》
<head> <meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=utf-8" /> <meta http-equiv="Content-Language" content="ja" /> <title>JavaScriptリファレンス‐《ようこそオーガスの窓へ》‐</title> <meta http-equiv="content-script-type" content="text/javascript" /> <script type="text/javascript" src="../../common/common.js" charset="utf-8"></script> </head>
文字コードを宣言するのはcharset
属性です。
表に示す属性は、必ず記述しましょう
属性 | 値 | 説明 |
---|---|---|
type | text/javascript | MIMEタイプ:JavaScript |
src | URI | リソースのURL(絶対パスまたは相対パス) |
charset | utf-8 | 該当する文字コード:JavaScriptは基本UTF-8で解釈・実行されます |
別ファイルにした場合、SCRIPT
タグで括る必要はありません。書かないでください。
《xxx.js》
<sctipt type="text/javascript">function sample (a) { code = a; }</script>