先にも述べたとおり、HTML文書はテキスト形式のファイルで作成されます。公開するには、Webサーバー(レンタル,又は独自に構築した配信サービス)に対して作成したHTML文書(HTMLファイル, 画像ファイル, CSSファイル, やJavaScriptファイルなど)を転送(アップロード)する必要があります。
ここでは、筆者が最低限記述しておくべきと考えるタグの例を紹介しよう。
HTML文書は、最初の大区分としては、バージョン情報等の宣言と、本文に分けられる。更に本文はヘッダ部と本体として定義されている。つまりは、以下の3つから構成されているといえる。
《sampleHTML4.html》
<!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.01 Transitional//EN" "http://www.w3.org/TR/html4/loose.dtd">
<!-- 決まり字句です。改行を入れると、ブラウザが正しく判断しない場合が多々あります。(IEでは正しく書いても期待する動作をしない場合がありますが、ここは仕様通りに書きましょう。) -->
<!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.01 Transitional//EN" "http://www.w3.org/TR/html4/loose.dtd"> <!-- 決まり字句です。改行を入れると、ブラウザが正しく判断しない場合が多々あります。(IEでは正しく書いても期待する動作をしない場合がありますが、ここは仕様通りに書きましょう。) --> <html lang="ja"> <!-- lang は おまじない程度 --> <head> <!-- ヘッダ部 開始 --> <meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=utf-8"> <!-- charset を書きましょう --> <title>ここのタイトルは重要です。</title> <!-- タイトルは必須と考えること! --> <meta http-equiv="content-script-type" content="text/javascript" /> <!-- ← JavaScript使用時は必ず書きましょう --> <meta http-equiv="content-style-type" content="text/css" /> <!-- ← スタイルシート使用時は必ず書きましょう --> <script type="text/javascript" src="./common/common.js" charset="utf-8"></script> <link media="screen,print" rel="stylesheet" style="text/css" href="./common/common.css" charset="utf-8" /> </head> <!-- ヘッダ部 終了 --> <body> <!-- 本体 開始 --> ・・・ここに実際のコンテンツを記述します。 </body> <!-- 本体 終了 --> </html>